君想う
それを見つめていた
銀の粉
金の粉
互いに世界に散らばって
煌く世界を見つめていた
世界の端っこにいて
数々ある色彩の中で
それは、心地よく温かい
世界の端っこにいて
煌く世界を見つめて
自分のことのように想像した
温かい、それを抱きしめることを
それは君を想うことに似ていて
胸がキリキリと痛む事
でも、それが愛しい
狂おしく愛しい
甘美な感覚がまた色彩感覚を狂わせて
全てが煌いて
また、それは揺らめいて
世界の端っこにいて
届かない手を伸ばして一人きり
銀の粉
金の粉
その煌きはまるで幻想
消えていく時間の中で
たった少しだけ、ほんの僅かな時間
甘美な感覚を遺していく
君を想うこと...
世界の端っこから