きっと寂しさは永遠に・・・
新しいマンションの部屋の一室で、僕は「ようやくここまで来た」と呟く事が多いです。夢の生活とは言わないけれども、間違いなく自分が起業した会社で稼いだお金で、しっかりと生活をする事が出来て尚且つ余剰のお金も生み出す事が出来ているというこの状況は大変に有難いことで大変に幸福な事であると実感もしている。
しかしながら、寂しさは消えないまま。でも、この広大とも思える寂しさがなかれば多分僕は向上心までも失ってしまうような気もするし、文章を書けなくなってしまうし、又、多角的に物事を見るという事も忘れてしまうような気がするから、この広大な寂しさを抱えたままで生きていかなければならないのだと、そう思うのである。
でも、痛みを感じるよりは、やはりもっとふわりとした温かな幸福というものを感じてみたいと思う。仕事は今まで刹那的にそれをこなして、ここまでやってきました。寝ても覚めても仕事をし続けてここまでやってきました。今の僕は、そのときほど仕事に打ち込めているとは思っていません。ただ、寝ても覚めても仕事をし続けていたときの貯金を使っているのだと、そう感じるわけです。だから、過去に自分が行った事が今を助けてくれているうちに、また仕事を僕はしなければならないと感じるのです。
一人住まいとしては、大きい気持ちがするようなマンションに一人で住み、そしてパソコンを打っていると、僕はなんとなく寂しい気持ちになるのです。案外と早く手に入れる事が出来たこの現実に感謝しつつ、僕は、この広大な寂しさと付き合いながらも、それをなるべく感じないように、寂しい気持ちで動けなくならないように、ある程度は仕事でこの広大な寂しさを発散していかなければならないのだと感じるのです。
もっと上に、もっと上にという事を目指していきたいと思います。上手にバランスをとりながら感情面、精神面での成長をしながら、しっかりとビジョンを持って進んでいきたいと思うのです。
まだ、僕の人生は長いです。でも、長いというほど長いというわけでもありません。今年で29歳です。人間60歳までだと僕は思っていますから、もう人生としては折り返しにきたという事になります。この、限られた短く長い時間の中で僕自身は何をして何を感じていくのでしょうか。
広大な寂しさを抱えたままで、しっかりと前を向いて、感じるものを感じ、それを文章に遺し、そして向上していくという繰り返しをしていこうと思うのです。
再びここから
まずは、あまりに感動した、アリさんマークの引越社の事から書いていきたいと思います。
僕の荷物は書籍が多いので、正直かなり重いです。けれども、その重い箱を「よいしょ」という感じで運んでいく力強さに圧倒されました。しかも、みるみるうちに荷物を運び出していきます。
ものの30分程度で既に部屋に箱は残っておらず、あとは細かいものや、僕が荷造りしきれていなかったものを一緒に箱に詰めて頂きました。圧倒的なプロの引越し屋の手際のよさと力強さは本当に半端じゃないです。
もちろん、お茶代、昼食代を気持ち程度にお渡ししました。3人で作業に当たってくれましたのでお茶代に一人1000円と、昼食代に一人3000円づつをお渡ししました。というと少し聞えが良いかもしれませんが、なんというか、良いものを見せてもらったという、そんな気持ちになってしまいまして、それに引越し作業という名のショウにお金を支払ったという感じが自分でしています。
それくらい素晴らしい動きとスピードなのです。額に汗というようなものではなく、滝のように水をかぶったかのように汗をかいていても、そのスピードは衰えず全く変わりません。それが素晴らしい以外になんといえましょうか。
ただ、ただ呆然と見ているだけでほぼ作業が終了。全部で一時間かかりませんでした。それから、引越し先に移動して、荷物を運びこんでくれるわけですが、そこでも、やはり早く・・・あっという間に終了。
実作業計2時間以下で引越しが終わるという素晴らしい早さ。早くやればやるほど自給単価があがるので、そのように早くやるという事を意識しているのかもしれませんが・・・いくら自給が高いといってもあれだけ重い書籍の入った多きな箱を数個抱えるなんて無理です。それをいとも簡単に抱えてスピーディーに仕事をする引越し業者の方は本当に素晴らしいと今日は感動をしてしまいました。
そして今日の本題である、「再びここから」という事ですが、生活する場所が変わり、ここで満足しているわけにはいられないという気持ちになっています。まだ、完全に生活のインフラが整ったわけではなくインターネットの工事もまだ一週間先なので、少し不便な中で、この環境の中で自分にどのような仕事ができるのだろうか?もっと飛躍をしていくために自分の行動で治さなければならない部分はどこなのかという事を改めて再認識をしながら、事業計画を見直しつつ、投資をする部分と削いでも良い部分というものをしっかり把握していこうと思いました。
なぜなら、途中目標を達成したら、また今度はそこがスタートになっていくわけですから、他と比べて自分がよく出来ているという事で満足などしてはいけないのです。昨日の自分よりも良い自分になっていくという事を繰り返していくと絶対的に外部の人がどうという事は関係なくなり、結局は昨日の自分よりも今の自分が最高の自分であるという自分との戦いが延々と続いていくわけです。
スマートにストイックに、自分の行動を追及し、さらに仕事での能力が考察を深くして知識もより蓄えそれを活かしていくという事を続けなければなりません。また、新しい環境で0からスタートをします。今日の自分が最高の自分であるというのは、つまりは今の自分はスタートラインであって、マイナスではないけれども実質的にゼロの状態であるという事をしめていると思いますから、昨日の自分よりも今日の自分が最高であり、今日の自分がまたスタートであるという事を肝に銘じて、またストイックにやっていきたいと思うのです。
長年住んだ場所からの引越しは淋しい
残るはパソコンを取り外すという事だけです。
このパソコンを取り外す作業と同時に長年住んだ、今のマンションを出る事になるわけです。そして新しい場所での生活がはじまっていくわけです。
たくさんの事を感じて、嬉しいときも辛いときも・・・パニック障害になってしまったときも、事業なかなかうまく軌道にのらなかったときも、ブログを書くときも、全てこの場所からでした。僕が大人になってから、自分の生活、経済活動、プライベートなどなど色々な事がここからはじまりました。
たくさん、この部屋で笑い、この部屋で泣き、失望をし、ときにはふて腐れて・・・そして、のんびりもしたり・・・と本当にこの小さなマンションの中で僕は随分と色々な事をしてきたし、記憶を辿れば案外とたくさん思い出があるのだと、そう感じました。
小さな部屋。でも、一人で住むには充分な部屋。内装もイマドキでキレイであったマンションでした。多分、僕はこの場所が好きなのだと、そう思います。
随分と長い年月使った、イルカの枕も、この機会に「ごくろうさま。長い間ありがとう」と言ってから、明日感謝の言葉をかけながら、役目を終えてもらおうと思っています。少し淋しいです。本当に随分と長い間、心地よい眠りを提供し続けてくれました。けれども、長い間使っていたので、ピンク色だったイルカの形の枕なのに、すっかりハゲテしまい、今では中なの綿が見えてすっかり白いイルカになってしまいました。
本当に、ありがとうございました。。。たくさん、たくさんの思い出をくれたこの場所、この部屋。僕の生活を支えてくれた小さなマンションの一室。
明日一杯で、この部屋での生活が終わりを告げ、そして新しい場所での生活がはじまります。そこで次は何が起こるのでしょうか。また、そこで僕は何を考えて生きていくのでしょうか。
ひとつ、ひとつ部屋の汚れをキレイにしながら、この場所に感謝を示しながら、この部屋の最後の夜になる明日は、たくさんの感謝を込めてこの部屋で過ごそうと思います。
今度は、引越した場所に慣れるまでに1ヵ月くらいはかかるかな???と思います・・・けれども、今度は自分の会社まで自転車で10分程度のところなので、随分と楽に出社ができるようになりますので、その点は大変に便利になったと思います。
そして、今年は、もう1社、会社を興します。現在の会社の、マーケティングのセクションを分割して新会社として立ち上げます。完全なマーケティング専業の会社となり、マーケティングの諸業務の全てを新会社に移します。
こちらは、こちらの会社で、十分な収益を確保出来るように他のマーケティング業務も積極的に行っていきたいと思うのです。もっと、経済的な規模を大きくしていきたいと思います。
引越は大変・・・
案外と長く住んだ場所には、自分の獲得してきた戦利品のような物がたくさんあります。でも不必要なものもたくさんあったり、持っていくべきか、持っていかずに捨ててしまうべきか、大変に悩むものもたくさんあります。
でも逆に言えば、引越しをする間際になって、荷造りをしている際に思い出したものというのは今まで使っていなかったというわけですから、多分それはあっても無くてもどちらでも良いもので、極端に言えば不必要なものだという事ですね。
この機会に捨てれるものは捨ててしまおうと思います。引越し業者が荷物を取りにくるまで、今日をあわせて5日間。
素早く荷造りをしてしまわないと:(;゙゚'ω゚'):
とにかく、数日は引越しの準備をします。。。