信頼関係から精神疾患の回復(PTSDを中心として)
心的外傷後ストレス障害と言われるものは多かれ少なかれ
誰でも抱えていることだと思います。
精神病として、それが脳のホルモン分泌の異常となって酷く
なったものがPTSDだと僕は理解しています。
学術的なことは、僕は専門外なので詳しくは知りません。
しかしながら、心的外傷は誰にでもあることです。
どのような、心的外傷を受けてその後どのような影響を与えるかで
精神病、精神疾患と言われるか、そうではないかが決定すると考えます。
脳のホルモンの分泌は外部的な影響によって自己防衛のために
行われることもあれば、子孫繁栄など動物的な部分の衝動など
様々な人間の行動を制御しています。
しかしながら、それが過剰になりすぎたりする状態をいわゆる
精神疾患と言うわけです。
しかしながらこれを逆に考えてみましょう。
ある行為によって、脳がその精神疾患と言われようなる反応を
起こしてしまう脳回路を作り上げてしまったというのならば
逆にそれを癒す回路も作れるはずです。
そのような、回路を作るために人の愛情が必要となってくる
のだと考えます。パブロフの犬のように人間もある一定のことを
繰り返すことによってそれを覚えます。それを愛情に置き換えて
精神疾患と言われる脳の回路を書き換えてという共同作業が恋愛に
於いて大切な気がします。
特にそのような精神疾患を持った相手を好きになった場合
相手を丸ごと認めて、それでも、あなたを愛していますという
行動が必要なのだと感じます。
過去の自分というものが相手に知られることで自分が
嫌われるのではないか、避けられるのではないかという恐怖感が
また大きなストレスになるわけですから、ですから、そんな過去の
事では嫌いにならないということをしっかり伝えてゆっくり二人で
その過去の辛い記憶を共有し、そのような過去で嫌いになるわけがない
嫌われるわけがないということを互いで理解していく必要が多分にあると
感じます。
しかしながら、実際にそのような状況に置かれている場合に
その問題はそんなに簡単なことではないと言われるかもしれません。
しかしながら、どちらにせよ、その状況から脱したいのか、それとも
苦しいままでいいのか、という二択しか存在しないわけですから
どちらかを選択するしかないのです。
その選択をするために人との信頼関係が重要なのです。
そこを乗り越えて、互いに尊重しあって歩んでいる人々は
大変に優しく、そして強いと思います。
これは精神疾患ではなくても、大切なことです。
現代では、いずれにせよ多かれ少なかれ心療内科に行けば
それなりの病名がついてしまう時代でもあります。
皆、ある程度の精神疾患は持っているのです。
だからこそ、互いに信頼し合える関係を築いて
しっかりと自分の気持ちを言っても決して嫌われることは
ないという信頼関係を恋愛に於いて築いていくことは
人生を生きていく上で大変重要なことであると感じるのです。
医学から言えば、精神疾患はホルモンのアンバランスと簡単に言えてしまいますが、それを体験している本人にとっては終わり無い不安や苦痛に思えるのでしょうね。それを緩和する、取り除くのが愛だというのはなんとなく納得出来る気がします。もちろん、本人自身が病気と向き合う勇気を得るのもとても大事な事だと思いますけど。
そういう方とのお付き合いで本当に大事だと思うのは話し合う事だと思います。本人の気持ちは本人にしか分からない。伝えないと伝わらない。それを忘れずに信頼関係を築き上げられたら良いですね。
コメント誠にありがとうございます。
医学的に言えばホルモンのアンバランスなんですよね。
僕自身もパニック障害を患ったので、その不安や苦痛は
よく分かります。
その中で、僕はどちらかというと理屈っぽいのでその
メカニズムを知ることで少し楽になりました。そしてストレス
の原因が何にあるのか、それがどうして嫌なのか、良い部分はない
のか、などと脳に既に出来てしまった回路を変えようと思いました。
その中で人が支えてくれたりするというのは大変にありがたいこと
でしたし、勇気を頂きました。
話合うことも重要なのですが、僕はそのメカニズムを知って
絶対に大丈夫、ちょっと回路がおかしくなっただけで
治せるのだという事を知っていることも重要で、さらに
そこに愛といわれる感情が加われば精神疾患が治るのも
早いのではないかと思っています。
全く専門外なので、彩さんにこんなことを言うのは
少し生意気ですね。
最近、彩さんもすごく大変そうですね。
あまり無理をなさらないように、少し息を抜きながら
やっていきましょう。僕もんのんびり、少しでも進んで
いきたいと思います。
また遊びに来て下さい。
大変楽しみにお待ち致しております☆☆☆